2016年1月。とある寒い日の話。

とても寒い夜だった。

年を明けてからというもの、暖冬はどこへやら日本列島を寒波が襲う。

大阪は全国的に見れば寒くない地域であるが、そんな大阪にも寒さがやってくるほどだ。

僕の記憶では掌を出すのが苦痛なくらいには寒かった。

今日は暖かい部屋で夜を越したい。

その一心だった。

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新今宮駅

 

 

 

 

 

 

 

 

最寄りの駅に到着。

やばい。あと7分しかない。

時間があまりないのでここは急ぐとする。

運が良く青信号だ。

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やはりこんな寒い日にも当たり前だが野宿の人はいる。

昼間は開放されているが夜は閉めてしまうので、外に出なくてはならないのである。

こんな寒い日くらい開放すればええのに

と一瞬思ったが、そんな例外を作ってはこの地区はいけない。

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さすがに今日は寒いので3ケタのドヤは厳しい。

この価格のドヤは基本的に部屋に暖房はない。

繰り返すが、今日は大寒波が来ているのだ。

 

駅から小走りで約3分。

ようやく到着だ。

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ビジネスホテル加賀

に21時28分に到着。21時半がチェックイン締め切りの時間だ。

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今日はD室の1500円の宿だ。

随分と奮発してしまった。

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受付でチェックイン。

インターネットで予約しているので支払いはないが、

ルームキーの保証金として1000円を預ける。

この地区では当たり前である。

受付「お部屋は5××号室です」

どうやら最安値の1500円の部屋のフロアは5階のようだ。

エレベーターで上がる。

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スパワールドチケット1100円。

スパワールドとは大阪ではおなじみの世界の大温泉だ。

リンク→スパワールド世界の大温泉

通常1200円の入場料が1100円で入れるチケット。

100円お得である。

 

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英語と中国語の案内。

この地区は最近ではバックパッカーの聖地となっており、

また海外の宿泊客も多い。

この値段で泊まれるのを魅力に感じる旅行者はいるだろう。

5階に着いて本日の部屋に到着。

 

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素晴らしい・・!!

 

 

やはり1500円出しただけのことはある。綺麗だ。清潔感がある。

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目覚めに日光は不可欠だが、それもこの部屋なら無問題である。

 

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安いドヤだと1つしかなかったり、下手するとハンガーもなかったりする。

 

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さすが1500円である。

 

寝た際に頭の付近にコードが届くコンセントの位置もニクい。

 

また、1500円クラスになるとwi-fiは部屋で使用できる。

海外の旅行者が多い為だろう。

ちなみに1000円クラスのドヤだと、ロビーでしか使えなかったりする。

 

部屋のチェックも済んだので、僕は外出の準備をしてドヤを出た。

ドヤから1分ほど歩く。

 

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そう温泉だ。

 

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この地区のオアシス、いやオウェイシスである入船温泉。

ビジネスホテル加賀の素晴らしいところは、この入船温泉の入浴券が付いているのだ。

経営している母体が同じだかららしい。

 

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入浴代は440円。

宿泊代1500円で入浴券も付いてくるのだ。

なので実質宿泊代は1500−440=1060円。

ビジネスホテル加賀が素晴らしい理由の1つだ。

 

入るとさっそく番台(受付)おばちゃんに絡まれる。

 

おばちゃん「にいちゃん!背え高いなあ!2メーターくらいあるんとちゃうん?」

 

僕「186センチです( ^ω^ ) おばちゃん盛りすぎやで( ^ω^ )」

 

おばちゃん「ほんまあ。2メーターくらいや思ったわ〜。ゆっくりしてきや。」

 

僕「は〜いあんがと〜」

 

僕にとっては身長のくだりで絡まれることは割と日常茶飯事なので慣れている。

おっちゃん、おばちゃんには身長が高い=2メートルくらいあると捉えられがちなのだが、僕からしても2メートルは普通に高いしビビる存在である。

 

まあこの話は置いといて、いざ入浴。

当たり前だが

シャンプー

コンディショナー(リンス)

ボディソープ

等は置いていない。

番台で購入するか、持参するかだ。

(ちなみに僕は現在家がないので生活必需品は基本全て持ち歩いている。)

 

中身は至って普通の町の銭湯である。

あえて違うとすれば

「ここで洗濯しないでください」

という張り紙があることくらいか。

 

一通り洗い流して湯に入る。

少し熱めの温度も心地よく感じる。

やはり湯船に浸かるのは癒しである。

 

僕はもともと風呂が好きでなかった。シャワー派だった。

しかし以前勤めていた会社で大分に住むことになり、

様々な温泉に入ったことで湯に浸かることが好きになった身だ。

 

なんて銭湯に来るたびに感じるいつもどおりの満足感に浸っていた。

 

しかしいくら中身が普通の銭湯であっても立地が立地なことを忘れていた。

僕は人生で生まれてはじめて、銭湯で全身刺青の人を見た。

湯に浸かっている僕の視界の左端。

背中いっぱいに入れられた刺青のおっちゃんを発見・・!!

 

おもわず二度見・・!!

 

平静を保とうと努力・・!!

 

がっ・・・!!

 

だめっ・・・!!

 

そわそわしてしまったたが、湯に浸かって一瞬で出るのも寂しい。

あと1分したら出よう。

 

そ う 思 っ た 矢 先

その刺青の男性が立ち上がり反転。

こちらに向かってくるではないか・・!!

そして湯船に浸かり、僕の隣に座った。

しかしこれは僕にとっては僥倖であった。

刺青が見えた時は一瞬動揺したが、今は背中が見えない。

と安心した矢先

おっちゃん「今日は寒いなあ」

僕「ほんまですね。寒いですね」

 

なんの変哲もない会話だが、鮮明に覚えている。

刺青のおっちゃんより先に湯から出てそそくさと入船温泉をあとにする。

 

部屋に帰ったら暖房をつけていたおかげで暖かかった。

湯に長時間浸かれなかったのは残念だったが、少〜しも寒くないわ〜♪

 

ちなみに1000円レベルのドヤは暖房が部屋になかったり、

あったとしても稼働時間が決まっていたりする

ブレーカーを落とされるため、電源が入らない)

 

疲労が溜まってこともあり歯磨きなどして一瞬で就寝。

やはり布団で寝れるって素晴らしい。

 

そして瞬く間に朝。

チェックアウトは9時である。

この日は11時からシフトインだったのでギリギリの時間にチェックアウト。

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この地区では珍しくない。

それでも僕は買わないですけどね。

品質うんぬんの話ではなく、買うお金が惜しいからだ。

 

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ドヤ街には猫がいることが多い。

この地区の人間にとって癒しに違いない。

それは僕にとってもそう。

大好きな猫と会ったし、今日も寒いが1日頑張ろう。

 

 

 

 

 

 

 

完。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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